「調査に失敗したら料金は頂きません」って最近よくあるけど本当?成功報酬システムの実情

『浮気調査でよく見る成功報酬システムって何?探偵事務所の料金設定のいろいろ』

「旦那が最近仕事の帰りが遅くて出張も多いから浮気でもしているかもしれない。今週の土日も出張と言ってたから、浮気調査をしてもらえませんか?」
探偵事務所の依頼によくあるケースで、週末の土日に調査員が旦那さんの行動を追跡調査を実施。

すると、土曜日は一日中会社にいて仕事をしており、終業してから社用車を使って男性の上司1名、部下の女性1名と出張に出かけました。
追跡調査をした結果、女性の存在は部下の1名のみで、当然ながら仕事での関係性であり、不倫をしている様子などはまったくなし。

調査結果が出たため、探偵事務所は奥さんに報告して料金を請求しました。
ところが、奥さんは「浮気をしてないのに20万円の料金はおかしい!」と反論。

これに対し、探偵事務所は契約書に記載してある委任業務契約にのっとり、調査が正当に行われた上での結果であることを説明。
正規の料金を支払ってもらうことで合意しました。

これが昔から探偵事務所と依頼者との間で問題になる「調査の結果と料金」についてのトラブルの典型例です。
探偵業法ができる以前はこうしたトラブルが続発し、依頼者が消費者生活センターや警察に届け出ることがありました。

この事態を改善するため、探偵業法ができるとともに、探偵事務所側も料金システムを改正。
それが「成功報酬システム」です。

【成功報酬システムとは?】

成功報酬システムとは、調査が成功したときだけ料金が発生することで、調査が失敗となれば料金はかからないことになります。探偵の料金を決める上で一見とても合理的なシステムです。

ここでポイントになるのが「何をもって調査が成功となるか」です。

依頼者の奥さんが、旦那の様子がおかしいから調べてほしいという内容で、浮気相手とのメールや通話履歴、社内での報告を耳にしたなどの具体的な情報が何もなかった場合。
探偵事務所としては、不貞の証拠である「ホテルへの出入り」を撮影することは難しいと判断して、「手がかりがないなら仕事帰りの様子を追跡する」と提案するでしょう。

運よく週末に不倫相手と会ってそのままホテルで休憩した、宿泊したとなれば証拠がとれます。
しかし、不倫相手がいるかどうかもハッキリしない場合は、追跡調査をして何らかの手がかりを掴もうとするでしょう。

ここで、調査の成功を「追跡調査をして旦那さんの行動を把握する」と設定した場合、それを契約書に記載すれば、調査を実施した時点で調査は成功となります。
これを「ホテルへの出入りを確認する」と記載すれば、その証拠がとれない場合は失敗ということになるのです。

当然、「成功報酬システム」を採用する探偵事務所は、依頼者が持っている情報で「どれだけの情報や証拠がとれるか」を判断してから成功条件を設定します。
あえて低いハードルを設定することで、失敗とはならない条件にするのです。

【相談や契約の際に必ずチェックすることが大切!】

成功報酬システムはすべての探偵事務所で採用しているわけではありません。
気になる探偵事務所を見つけたら料金システムのページをクリック!

明朗会計をPRしているところであれば、トップページに成功報酬についての表記があるでしょう。
成功報酬についても、各社で条件が微妙に違っていることもあるので、詳しく知りたい場合は、必ず無料相談やメールで確認することです。

浮気調査の場合、浮気に気付いていても自分で解決できるだろう、時間がたてば家庭に戻ってくるだろうと思って探偵に依頼しようとまでは思わないことが多いのです。
しかし、いざ離婚を考えたときに、浮気の証拠があるとないとでは相手に請求できる慰謝料や財産分与、親権の問題などでかなり違いが出てきます。

これに気付いて、焦りと急ぐ気持ちから探偵社を検索して「どこでもいいから早く調べて!と依頼すると、細かい契約内容まで目が届かないことがあるでしょう。
ここが契約の際に陥りやすいポイントなので要注意です!

探偵事務所側は、「どんな調査結果が出たら成功とするか」を説明し、依頼者に納得してもらった上で契約書にサインしてもらうでしょう。
ここで、焦りから調査員の説明を聞き逃すと、成功条件は何でもいいから早く調べてほしい!と即サインすることになってしまいます。

もちろん、悪徳業者や素人探偵でもない限り、調査員やスタッフはきちんと説明をするので安心はできます。
ただし、依頼者自身もホームぺージをきちんとチェックして相談やメールで確認すること。

そして、契約という時には詳細を見て納得した上でサインしましょう。
今は探偵業法が依頼者の味方になってくれるので、契約の際には重要事項などを説明し、書面で交付することが義務づけられています。

この手続きにのっとって、説明をしてもらった上で契約しましょう。

【完全成功報酬システムとは?】

成功報酬システムと似て非なるものに、「完全成功報酬システム」というものがあります。
「完全」が意味するのは、成功条件となる「具体的な情報や証拠」のこと。

旦那さんが浮気をして、相手とのやりとりがLINEにあり、今週末に会うことがわかっているなどの場合。
浮気に関する情報がとれる日時が特定されています。

こうなれば、探偵事務所側としては情報が多いだけに、不倫相手と会うシーンはほぼ確実に撮影、ホテルに入れば裁判でも勝てる不貞の証拠をおさえることもできます。
これだけ条件が揃った依頼であれば、「証拠をとって成功条件とします。」といえるでしょう。

契約書には「不倫相手と接触しているシーンの撮影データの取得」とし、それが完全に撮れたときのみ成功とできるのです。
ハードルは高いものの、それだけ有利な条件がそろっているため、依頼者に説明できます。

【失敗したら料金はナシ!は本当?】

成功報酬システムにおける失敗とは、ターゲットと不倫相手が会っているのを確認できたにも関わらず、人ごみに紛れられたり、高速道路で追尾できなかったりした場合。
相手を見失ってそれ以上の情報がとれなければ調査は失敗となります。

また、万が一ターゲットに調査しているのがバレてしまったりした場合など。
さらに、機材トラブルなどで撮影ができず証拠も情報もとれないとき。

「ターゲットと不倫相手がいる」のを確認できても、「情報として提供できない」ことを失敗といいます。
ホームぺージにこの表記をしている場合は、失敗すればきちんと再調査をしてくれるので安心です。

浮気調査は、依頼者の希望があればどんな条件下でも行いますが、情報がないときや失敗した場合はやり直し、「証拠がとれることを前提に」再調査をかけます。

料金システムについては各探偵事務所でさまざまですが、詳細はきちんとメールや相談で確認して契約することが大切です。

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